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2007年1月26日 (金)

燃えろっ! 『ギュッ作戦』

 冬も折り返し地点を過ぎたというのに、

 ぼわっと暖かく、

 時に熱すぎる

 薪ストーブのコトとか書いてみたり。

Img_2709

 薪ストーブ(まきストーブ)というのは、

 薪を燃やして暖をとるタイプのストーブです。

 ……そのままだけど、本当にそのままなので。(^^;


 動画映像はこれ。
 携帯電話で撮ってみました。
 PCによっては見られないかも。(><;
 ↓
 『薪ストーブ(まきストーブ)動画映像』
 保存したい場合は右クリックメニューから『保存』を選択してください。


 実家では込み入った事情から

 二十数年薪ストーブを使っていたりするのですが、
(灯油のストーブも使ってます)

 今日ちょっとした発明をしちゃいました。

 その名も、

『ギュッ! 作戦』

 ……まぁ、新聞をギュッと握るだけなんですが、それだけなんですが。(^^;;;


 今までは
 単位時間当たりの熱価を重視してこれを
 ↓
Img_2693_1


 これくらいにしたものを
 三枚ほど放り込んで焚き付けにしていました。
 ↓
Img_2694


 しかし、今年は生木を主に使うようになったので
 ギュッと握ってこれくらいに。
 これだけ握ると六枚七枚ほども放り込めるので総熱価も倍ほどになります。
 ↓
Img_2695


 んで、
 入れるとこんな風に。
 左側に燃え残りの生木。
 生木の下には空気が通るように新たに枕木(?)を挟んであります。

 その脇にギュ新聞。
 これで六枚ほど入ってます。
 さらにその上に、焚き付け用の木っ端を幾らか。
 ちなみに、
 この木っ端はすでに天井近くまで届いているのですが、
 新聞が燃えるコトで下に落ちてきます。
 最終的に燃やしたいのは
 このあとに入れる『新しい生木』なので、
 この木っ端をまず燃やし、それが炭化したところで『新生木』を入れてやります。
 ↓
Img_2696


 火をつけると普段よりも絞っているので
 炎は線香が燃えるように端っこからモモモと進行します。
 もっとモモモモモモとさせたい時は
 新聞を雑巾のように捻って棒状にしてやるといいです。
(捻り新聞紙は、焚き付けとしては燃えにくすぎるので時と場合によって使い分け)
 ↓
Img_2700


 もちろんこのままでは焚き付けようの木っ端にも火は移らないので、
 竹筒などを代用した火吹き棒で吹いてやります。
 すると、火力は一気にこんな感じに。

 木っ端に火が馴染むまで吹いてやります。
 乾いた木なら火はすぐに移ります。
 ↓
Img_2701


 火がある程度移ったなら、
 風窓などを調整して熱価が逃げず、
 且つ燃焼温度を高い位置でキープできるようにしてやります。
 この時、
 空気流量が風窓全開でも足りないようなら、
 表をこんな風に半開きにしてやるといいです。
 扉全開状態よりも風の流れが数段強くなります。
 ↓
Img_2714

 んで、
 この木っ端がいい感じに炭になったところへ生木をのせてやると
 熱すぎずにじっくり燃えてくれるわけです。

 燃えやすいものを一気に燃やすと、
 あっという間に室温三十度オーバーなどになってしまうので、
 じっくり燃やしたい時には生木もお勧めでございます。
 ただし、
 生木はとても燃えにくいので燃えてくれるように気をつかわないといけません。

 上から数時間後、
 焚き付けから新しい生木に火が移った状態です。

 こういう形態が快適な燃え方ですね。
 生木同士を向かい合わせてあります。
 これだとお互いの熱価が逃げず、
 且つ下から上へ向かう風の流れも活きているため相乗効果でよく燃えます。

 写真の生木だったり
 柱の廃材だったりといた大きめの材は一本ずつではなく、
 二本セット(あるいは三本セット)で燃やすのが効率的です。
 一本だけではほぼ確実に消えてしまいますから。

 写真の例では生木を使っているので結構長時間持ちますし、
 熱くなりすぎない適度な温度となっています。
 日常的に使うご家庭なら
 生木のじっくり燃焼も快適だと思います。
 ↓
Img_2720


 うちの燃料。
 冬の盛りならこれが一晩でほぼなくなります。
 かごひとつ分で十キロから二十キロほどの重量。

 生木以外は全て建築廃材です。
 コンクリートがついたままの垂木(たるき)なども混じっていますが
 普通の木材であればちゃんと燃えます。
 わざわざ洗う必要はありません。

 軽い木は総熱価が低く燃焼時間も短いですが
 単位時間当たりの熱価は高めです。
 これらは焚き付け用ですね。

 重い木は総熱価が高く長く燃えてくれるメイン燃料です。
 そのかわり慣れるまでは管理が大変かも。(^^;;

 油を多く含んだものは
 総熱価も単位時間当たりの熱量も相当に高くなるので使いやすいですね。

 ただし、燃料として適さない木材もあります。
 ボンドや塗料を大量に使った合板など(フローリング材など)は
 煙突にしつこい煤が溜まりやすく、
 何より有害ガスの発生にも繋がるため使用厳禁です。
 同じ理由で、カラー印刷の広告や雑誌なども避けたほうがいいでしょう。

 合板などの部材を燃やすと
 当然煙突から出る煙もエグイ臭いになりますし、
 カラー印刷物を燃やすと煙突から出た煤が目立ってとても見栄えが悪いです。
 御近所様にも迷惑ですから要注意です!
 ↓
Img_2716


 これはオーブン。
 簡素なモノですがときどき微妙に役に立ちます。(?

 ちなみにストーブ脇に見える丸いモノは『灰入れ』。
 以前使っていた電子ジャーのオカマです。
 灰の掻き出しには園芸用のスコップを使用しています。
 ↓
Img_2717
Img_2718


 思い返してみると、
 薪ストーブはなんのかんので
 小学校に上がる前から使っていることに。
 結構長いなぁ……。

 写真に写っているモノはたぶん五代目。
 ブリキのだるま型がふたつ、
 鋳造製の小さいタイプがひとつ、
 で、今はこのサイズの鋳造製。

 これら以外にも一時期風呂ガマまで薪式でした。
 あれは……辛かったです……。

 水から沸かしていたせいで
 はじめはぬるいんだもの。
 いつまでも薪の番してないといけなんだもの。
 しかも、いつの間にかお湯が熱すぎるんだもの。(循環式だから
 さらになんといっても、

『それを毎日しなきゃいけなかったんだもの』

 あれはきつい……きつかった……。(--;;;;

 だから
 ボイラが導入された時の気持ちは

『灯油ボイラー最高!』

 それが
 水洗式トイレ導入に継ぐ住環境モダン化でした。
 うちの文明開化でございます。


 まぁ、とはいえ、
 ストーブには相変わらず薪を使ってます。
 ぬくいので。
 もうね、
 ぬくいので。

 本当のところは、
『灯油が高いから』
 ってのもありますし、
『薪は廃材で幾らでも手にはいるから』
 ってのもあります。

 手間はかかるけど、
 パチパチ木が爆ぜる音も嫌いじゃないし、
 煙の匂いも嫌いじゃない。

 うん、まぁそんなに悪くない。


 > 注意! <

 そうそう、
 案外気付きにくいコトですが一つ。

 薪ストーブには必ず扇風機をあてがってください。
 風を当てる場所は煙突とストーブ上部の空間です。
 首振りにしておけばいいでしょう。

 これには
 熱せられた空気を攪拌して部屋全体を温める効果はもちろん、
 ストーブ本体の熱や、煙突熱から天井を護る意味があります。

 扇風機は絶対に必須です!
 燃えてからじゃ遅いですよっ!
 火事防止のためにも必ず用意してください!
 防火の準備は必須です! (><


 使ってみたい方や
 使ってみたけどうまくいかない方、
 質問などありましたら気楽に書き込んでくださいませ。
 何か助けになれるかもしれません。(^^

(本音は、書き込みしてくださる方が少なくてちょっと寂しくて)

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コメント

狼煙さんこんにちはっ
初めての書き込みに緊張しておりますっ
薪ストーブは年始に雪山へ行ったときに
初めて体験しましたーっ
あんなにも暖かいとは・・!!
そしてあのパチパチと燃える音(?)がなんとも
心をホッとさせるのにも驚きました^^

投稿: 蓮芽 | 2007年1月30日 (火) 17時10分

 蓮芽さん、こんばんは!

 蓮芽さんも薪ストーブ経験者なんですね。
 しかも、雪山!?
 雪山登山までされるとは……す、すごい!

 そうそう、パチパチって音がいいですよー。
 ホント何ででしょうね、落ち着きます。(^^

投稿: 織部(狼煙) | 2007年1月30日 (火) 22時57分

狼煙さんこんばんはですっ
私の場合は小屋のおじさんが
薪をくべているその横でおにぎりを
ほおばっていただけですから・・(笑)
雪山へはロープウェーで行って来ました^^
登山はさすがに無理でした(体力無さ過ぎで・汗)

投稿: 蓮芽 | 2007年1月30日 (火) 23時24分

 あははは、おにぎりおいしそうです!

 わぁ、雪山もロープウェーで登れるんですね。
 ロープウェーからの景色もとってもよさそうです。
 着いた先で暖まって……雪に囲まれていると気のはぜる音ってさらに暖かみがましますよね。(^^

投稿: 織部(狼煙) | 2007年2月 1日 (木) 08時08分

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